2012年10月21日日曜日

#SOUL_REBEL 2012★NO NUKES! #ふくしま集団疎開裁判 支援金贈呈

最終更新:10月24日

SOUL REBEL 2012“今年のテーマは「NO NUKES」”



【主催者サイトより】
NO NUKES ★ SOUL REBEL2012.10.20.Sat at 日比谷野外大音楽堂

"自分で心を解き放て
俺たちの精神を解き放つのは俺たちだ
アトミック・エナジーを恐れるな
 
なぜなら奴らの誰もが、この時を止めることなどできない!" 
これはボブ・マーリーの「リデンプション・ソング」の一節である。 
2000年から日比谷野音で毎年10月に開催している伝統ある野外レゲエ・イベント『SOUL REBEL』。 13回目となる今年のテーマは「NO NUKES」。
おそらくボブが生きていたら、きっと『SOUL REBEL』に出演してくれたかもしれない。 出演がかなわずともメッセージのひとつくらいは届きそうではないか。
終息の糸口さえ全く見つからないフクイチの事故も問題だが、人類の作り出した最悪のゴミは世界中に蔓延し拡大している。
そう、I'm a Rebel, Soul Rebel(俺は反逆者、精神の反逆者)と歌う「Soul Rebel」という曲はボブ・マーリーの曲である。 
日比谷野音にジャパニーズ・レゲエを聞きに来て、少しだけ原発について考える機会になればと、 今年の「SOUL REBEL」のテーマは「NO NUKES」です。

オフィシャルグッズ SOUL REBEL 2012
★NO NUKES! T-shirt and Towel 
【ここから、わたし(ブログ管理人)の感想を少し…】
レゲエの祭典、SOUL REBEL(精神・魂の叛逆)…腹に響き、体を震わす大音響…ステージでアーティストが「ノー・ニュークス!原発いらない!」と叫び、総立ちの若者たちが「イエ~イ!」と返す…1020日(土曜日)夜、日比谷公園・野外音楽堂で挙行された、このフェスティバルは興奮に包まれた、すごいイベントになりました。
数少ない例外を除き、反・脱原発の声があまり聞こえてこないポップ音楽界ですが、メジャーとの比較上、マイナーなレゲエ界の主だったアーティストたちがこぞってNo Nukesを宣言したのは、大きな意味があります。なにしろ、マイノリティのなかにこそ、国が壊れた状況で、根っ子の国があるわけですから。
そういう意味で、昨夜のレゲエ・フェス SOUL REBEL は、歴史的に見ても画期的なイベントだったと思います。
たしかにすごいノリでした。一言ごとに、総立ちの満席からアーティスト並みの大歓声で応えてくれるのですから。もっとも若いとはいえないわたし今朝、目覚めたときから足の筋肉が痛みます。
それはさておき、わたしがこのすばらしいイベントに参加したのは、オフィシャルグッズ(ロゴ入りタオル・Tシャツ)の販売収益の全額が「ふくしま集団疎開裁判」の会に支援金として贈呈されることになったからです…
【「ふくしま集団疎開裁判」支援金贈呈式】
YouTube

【謝礼メッセージ】
今日、わたしは郡山から来ました。
もう日本という、この国はつぶれています。
つぶれる軋(きし)みのなかで、こどもたちが
いま、考えられない放射線のなかで被曝しています。
今日、ここで軍資金
子どもたちを救うための軍資金をいただきました。
ここでいただいた資金は、子どもたちを救うために有効に使わせていただきます。
だけど、もらったのは、お金だけではありません。
レゲエの持つパワー
レゲエの夢
レゲエの愛
レゲエの希望をいただきました。
そうしたものを有効に活用させていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
SOUL REBEL 2012NO NUKES!」のコンセプト】
「だから、原発はいりません」
小出裕章(京都大学原子炉実験所にて、20111年4月17日談)文:有太マン協力:web DICE
私自身、人類が生きるために「なにがしかエネルギーがいる」ということは信じていました。中学高校の頃、石油はあと30年でなくなると言われて「これはまずい」と考え、そしてその一方で、原爆の悲惨さが社会に浸透しはじめていた。東京でも「広島原爆展」、「長崎原爆展」が開催され、私もそこで「原子力」によるエネルギーの巨大さを頭に刷り込み、「石油の次は原子力」と信じました。
大学では工学部の「原子核工学科」を選び、原子力に自分の未来をかけようとしました。でもそこで「とんでもないものだ」と気付き、「原子力をやめさせなければいけない」と思うようになりました。エネルギーの使い方に関しても、東京のようにきらびやかな、例えば六本木のような街を豊かだと思うことを、私は全然違うと思っています。だから私は、「日本のエネルギーを1/2か1/3にしろ」と主張をしています。どうすればその方向にいけるかは、皆で知恵を出し合い、もっていくしかありません。
 原子力発電所を押し付けられてきたのは過疎に追いやられ、補助金をもらうしか生きる道がなかった人々です。そして一度それに手をつけてしまうと、ますます補助金にすがるしかなくなる。抵抗しようとしてたくさんの人が立ち上がったけれども、そのたびに国がすすめ、巨大産業としての電力会社がすすめる原子力政策にみんなが押しつぶされて、ここまできたんです。
人類が一番初めに原子炉を動かし始めたのは1942年。それはマンハッタン計画の中で、米国が原爆をつくりたいと思った時、まず「ウランに中性子を吸わせればプルトニウムができる」と。そして、「これが原爆の材料になる」ということで原子炉を動かし始めました。もちろん、その時点で「原子炉を動かしてできてしまう核分裂生成物の無毒化かできなければ将来大変なことになる」ということはわかっていました。そして、それ以来研究は続いてきましたが、70年経った今も問題は解決できていません。
無毒化かできないとすれば隔離するしかない。最初はロケットに積んで宇宙に捨てると言いましたが、ロケットは時々失敗して落ちてくる。次に考えたのは海底に沈める案。でもそれも、もし漏れてきたら危険ということで、ロンドン条約で禁止されました。南極に捨てるという案もありました。今では「地面の底にいれてしまえ」ということで、フィンランドやスウェーデンの古生代の安定した地層に穴を掘って埋めてしまう計画がありますが、それも「本当に大丈夫なのか?」と決まらないままです。米国でも、ユッカマウンテンという西部の山の中に埋めようとしました。 しかしやはりそれも、1万あるいは10万、または100万年という期間にわたっての安全性を示すことがサイエンス上できず、オバマ大統領が撤回しました。
そもそも原子力にはまったく意味がない。資源がなさ過ぎます。地球上にあるウランは500万トンで、どんなに頑張っても石油の数分の1のエネルギーにしかなりません。だからウランはどっちにしても力にならない、消え去る運命にあるんです。
そのため、日本ではプルトニウムを生み出して原子力の燃料にしようとしました。青森県の六ヶ所村にある再処理工場は、使用済みの燃料からプルトニウムを取り出すための施設です。しかし、そこからできてくるはずの「ガラス固化体」が全くできず、止まったままとなっています。原子力を推進している人たちの計画によれば、「ガラス固化体」をつくって、それをどこかに埋め捨てたいと言っているわけです。「うちに埋め捨てて」と手を挙げた地域には、それだけで20億円やるという手法です。
今まで10いくつかの、本当に過疎で、経済的に困窮を極めた地域が手を挙げかけては、住民が「そんな不安は嫌だ」と反対し、すべてが潰れてきています。でも国は「それ以外の方法はない」と言い、未だに埋め捨て先を探しています。私は「どうしても埋め捨てたいなら、東京に埋めろ」と言っています。
地球には46億年の歴史があると言われています。それを「一年」という尺度に当てはめると、人類は大晦日の午後4時頃になってようやく生まれたことになる。しかし今、「繁栄」という名の下に、その人類がこの地球上に想像を絶するほど践雇し、ウランを掘り出しては、自らを破滅に導こうとしているわけです。この期に及んで反原発の声が出なければ、人類、そして日本という国はよっぽど馬鹿なんだということです。
そんな状況に私か希望を託すとすれば、政治家とかそんな人たちではない。それは今を生きる人間、一人一人です。皆さんのような、未来を担う存在一人一人がそれぞれに自発的な意志で立ち上がる日が来れば、人の世も変わると思います。
小出裕章1949年東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教、原子核物理学者。東北大学入学後、原子力の危険性と差別性に気づき、専門家の立場からその危険性を訴え続けている丿原発はいらない」(幻冬舎ルネッサンス新書)、「原発のウソ」(扶桑社新書)など、著書多数。
SOUL REBEL 2012結集アーティスト一覧】
SOUL REBEL 2012公式サイトARTISTSタグを開けば、アーティストのメッセージを読むことができます。
その一例…
 
バビロンのど真ん中・日比谷に集まり「原発いらない」を叫ぶ。
今回のSOUL REBELのテーマは辛辣なまでに私達に「これから」を問いかける。
だけどこれは紛れもなく新しい連帯(UNITE)のチャンスなのだ。
無血の武器"レゲエ"を持って我々の思いを臆することなく訴えよう!!

Likkle Mai(リクルマイ) @likklemai










【リンク】
さよなら原発みなと

*10.20野外レゲエ・イベント『SOUL REBEL』 疎開裁判に多額の寄付で応援!

ラップの内容も歌も原発反対、福島を救えという内容で本当に共感できるものばかり。一緒に体を動かしました。
2000人近くの人たちから素晴らしい力をもらいました。
大飯原発再稼働の反対闘争の時にも、若者たちが二晩中レゲエ?音楽をやっていました。
音楽がなければずっと反対を叫び続けることはできなかった、と中心メンバーのカンタ君が言っていました。
音楽の力はすばらしい!


RiddimMagazine さんが 2012/10/21 に公開
2012 1020日に日比谷野外大音楽堂で行われた「Soul Rebel 2012 ~今年のテーマは"No Nukes"」 で、オリジナル「No NukesTシャツとタオルが販売され、収益の全額が「ふくしま集団疎開裁判」を支援する会の代表、井上利男氏へ寄付金¥965,000の目録が渡されました。
 「ふくしま集団疎開裁判」を支援する会はふくしまの子供たちが安全な場所で教育を受ける権利を求めている団体です。
「ふくしま集団疎開裁判」web:
→ http://fukushima-sokai.blogspot.jp
GOHEMP, SPECIAL ONE, NESTA BRAND, E.S.P. TRICK STAR, HESHDAWGZ, Renature, Surku Cafe からの協賛金がT-シャツとタオルの製造に使用されました。

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