2014年9月10日水曜日

国際連帯行動【映像ドキュメント】イスラエル兵ら、パレスチナの7歳児を拘束



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ビデオ:
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歳児が暴力的に拘束され
他にも、子ども1人を含む3人逮捕

VIDEO: Seven-year-old violently detained, one child and two adults arrested
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パレスチナ占領地ヘブロン市、ISM国際連帯行動ハリール班
今朝のアル=ハリール(ヘブロン市)サライメ検問所にて、7歳児が力づくで拘束され、他にも別の子どもを含む3人が逮捕された。


今朝740分、6人ほどの幼児が検問所に向かって小石を投げはじめた。数分後、学校が集まる地区に近い路上にイスラエル国境警備隊の一団が現れて駆けつけ、検問所からも別の国境警備隊が走ってきた。
イスラエル兵らは学校の外に立つ子どもたちに向かって、スタングレネード(閃光と爆裂音による威嚇に用いる手榴弾)2発と催涙ガス缶3発ほどを投げつけた。

2名の国境警備兵らが12歳のユセフ・ハジャジラの首根っこを掴み、検問所に連行して、後に逮捕、警察車両で連れ去った。

さらに2名(ママ)の国境警備兵らが、やはり登校中だった7歳の男の子、オデイ・ラジャビを力づくに連行し、40分間ほど拘束した。

近くの学校の教師など、パレスチナ人の男らが子どもたちを守ろうとすると、国境警備兵らは攻撃的に押し返した。


国連学校の教師、アブド・アル=アジズ・フマド・ルジョブが泣き叫ぶ7歳児のために仲裁を試みると、首を羽交い締めにされた。彼はやはり路上を連行され、逮捕された。

するとパレスチナ人と各国民らがサライメ検問所に集まり、同じ学校で働く18歳の男性、マラク・サライメが兵士らに楯突くと、やはり逮捕された。さらにもう1人の男性が短時間ながら拘束された。

パレスチナの子どもたちが、さらに幾つか石を投げると、イスラエル兵らはさらに3発の催涙ガス缶を発射した。
現場に居合わせた国際連帯行動ボランティアは、「状況は凄まじく、狙いは明らかに学校生徒たちを脅すことにあり、だから兵士らが逮捕のために出動していたのだとわたしは感じました」と語った。

ユセフ、アブド、マラクは、逮捕されてから約3時間後、正午に釈放された。
イスラエル兵らはかねてから、アル=ハリール地区に登校するために(検問所で)待つ子どもたちを狙ってきた。ISMは子どもたちが登校のために通過するさい、サライメ検問所を監視し、こうした一連の事件をドキュメントしてきた。
【原文サイト関連ポスト】


(酪農工場の取り壊しに抗議する孤児たち)
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(催涙ガスが立ちこめる下校時間)
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(傷つけられ、歩くように強制されて)
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【原文リンク】
http://palsolidarity.org/2014/09/video-seven-year-old-violently-detained-one-child-and-two-adults-arrested/

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