2014年11月6日木曜日

ロシア・ツデイ「チェコの原発2基、冷却システムの漏れで“同時“停止」


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チェコの原発2基、冷却システムの漏れで同時停止
Czech nuclear plant shuts down 2 reactors after cooling system leak
初出:2014115 20:09                                   Get short URL
チェコ共和国ドコヴァニ原発(Reuters / Petr Josek
チェコ共和国南部、ドコヴァニ原発の原子炉2基で冷却システムのパイプが漏れはじめ、運転を停止した。
安全規制で許される修理に3日以上かかると見込まれることから、104日の停止が必要だったと運営事業者であるチェコ電力(SEZ)はいう。
原発の重要な機器と安全装置の冷却に用いる水循環システムの漏れは3日に見つかったと電力はいう。
ドコヴァニ原発の34号機が停められ、12号機はフル容量で稼働していると電力は言い添えた。
チェコ通信社によれば、国家原子力安全庁のダナ・ドラボヴァ長官が「システムが完全に水漏れしない場合でなければ、原発の長期運転は不可能ですが、この状況は安全に影響をおよぼしません」と語った。
チェコ電力のバルバラ・プルパノヴァ広報担当は、運転停止による電力不足を電力市場が補完できるので、顧客は運転停止の影響を感じないですむという。
今回の漏れは、30年近くのドコヴァニ原発稼働で初めての深刻な故障である。
国家電力消費量の5分の1を供給するドコヴァニ原発は、1985年から87年にかけて、チェコとソ連の共同事業として建造された。

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