2015年4月15日水曜日

#BBC「小型ロボットがフクシマ格納容器内部を撮影」…国内メディア報道と比較する











ロボットがフクシマの原子炉内部の状況を撮影
Robot films scene in Japan's Fukushima nuclear plant
2015415
福島第一原子力発電所の原子炉[格納容器]の内部のようすを初めて撮影した小型ロボットが、作業を開始してから、たった3時間で機能を停止した。
この6基の原子炉を備えた原子力発電所は、2011311日の地震と津波が原子炉冷却システムを破壊したあと、深刻な損傷をこうむり、メルトダウンにいたって、放射能を放出した。
ルーパート・ウィングフィールド・ヘイズが東京から伝える。

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このザラついた映像は、4年前の三重メルトダウン惨事からこのかた、だれも見たことがなかったフクシマの原子炉[格納容器]のひとつの内部の光景です。この場所の下にある暗闇のどこかに溶けた核燃料の残骸があります。ビデオは、この仕事のために特別の開発された小型ロボットによって撮影されました。
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画面の下のほうに放射線レベルが表示されています。放射線量が1時間あたり24シーベルトに達する場所もあり、これでは数秒間だけの被曝で人の致死量になるでしょう。
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この小型ロボットは、このような極限環境のなかで10時間耐えられる設計になっていました。
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先週の金曜日(410日)、ロボットは原子炉のなかへ降ろされました。その後、ロボットは形態を変えて前進し、所々で停まって撮影しました。
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だが、投入後3時間で機能を停止しました。なぜか、はっきりしませんが、おそらく高レベルの放射線が原因なのでしょう。
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この探査は、溶け落ちた炉心を見つけだし、最終的に原子炉を解体する工程を見据えた第1段階に位置づけられていました。
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廃炉完了までおよそ40年かかると見積もられています。しかし、今日またもや見せつけられたように、それを可能にするテクノロジーはまだ開発されていません
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BCCのルーパート・ウィングフィールド・ヘイズが東京からお伝えしました。




【付録:CNNビデオ】 4月16日更新

New look inside Fukushima

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