2016年7月16日土曜日

【写真集】忍び込んで見た #フクシマ☢レッド・ゾーンの光景


フクシマ立入禁止区域に忍びこみ
だれも見たことのない放置された町の光景を暴く

by xanthon  2016712



だれも見たことのないフクシマ立入禁止区域の写真。ぼくがレッド・ゾーンに立ち入ると、目に焼き付くような感覚を覚え、空気に化学的な匂いをきつく感じる。ぼくが出かける前、この町に入域するには特別な許可が必要であり、町議会が承認するのに34週間かかると役所で言われた。あまりにもバカバカしい官僚主義…そこで路上警備の眼を避け、森のなかに忍びこんだ…なんてたわけたこと!!!…大熊、双葉、浪江に行くために、朝未明の午前2時、GPSとグーグル・マップだけを頼りに森のなかを歩くのはどんな感じか、いまでもぼくは憶えている。
いまフクシマ立入禁止区域がどうなっているか、みなさんは考えてみたことありますか??? 一人ぼっちで町を歩きまわり、気ままに店に立ち入り、店内を調べるのは、どんな感じがするものか?? 子どもだったころ、いつもこんなことを夢見ていた…スーパーマーケットにだれもいなければ、チョコレートを全部たいらげる…この町を地震が襲ったあと、なにもかも正にそうなった。
津波警報が伝わると、住民は避難しはじめた…その後、福島第一核発電所が爆発し、有害な放射能が漏れた。
レッド・ゾーンでは、いまでも放射線レベルが非常に高い。これまでの5年間、この町を目撃した人は、それほど多くはない…まるで消え去ったようだ…レッド・ゾーンでは、食品、お金、金、ラップトップ、その他、貴重品を見つけることができる…だれもこの町を根こそぎ略奪しなかったことに感心する。この点が、チェルノブイリ惨事とフクシマ惨事の違いである。

2011年から放置されたスーパーマーケット。2011年に津波が襲来したとき、飼い主たちの多くが動物を放したので、野生化した動物が餌を求めて、どっさり店内に入りこむ。

フクシマ立入禁止区域の本の売場、20113月号のポルノ雑誌がどっさり目につく。

本屋。

2011年から店晒しの薬用マウスウォッシュ

店外に2011年の映画ポスターが貼ってあるヴィデオ・レンタルショップ。売り場の半分で変態ヴィデオを販売。

フクシマ立入禁止区域で20113月から置き去りにされたままの洗濯物。大慌てで逃げたので、洗濯物に構っておれなかった。店内いたるところ、百円玉が散らばっている。

大熊、浪江、双葉、富岡の町では、時が20113月で止まっている。

浪江町のもう一軒の大型スーパーマーケット、ヨークベニマル。
とてもたくさんの商品が残っている…驚きだ

スーパーマーケット店内の雑誌。20113月号と明記。

浪江町、無人の鉄道駅。

地震で半壊した建物。

浪江町、無人の飲み屋。


























CDショップ…今どき、いったいだれがCDを使うかと思うが、このミュージックDVDコーナーは限定版のコレクションが多い。

無人の駐車場。この車は2011年から停められたまま。

大熊町のバリケード。

無人のファミリー・マート。

立入禁止区域のいたるところ、放射能汚染廃棄物の山。

富岡町、無人のショッピング・モールと車。

フクシマ、人影のないゴースト・タウン

ゴースト・タウンの靴売場。

地震で壊れた建物。

イエロー・ゾーンの放置された住宅。

未開封のPS2の箱。

このゴースト・タウンの不気味な感じ。車は通行していないが、交通信号は点滅している。

花屋の店内…枯れた花の匂い。

20113月に爆発した福島第一核発電所まで100メートル。

だれも見たことのないフクシマ立入禁止区域の写真。ぼくがレッド・ゾーンに立ち入ると、目に焼き付くような感覚を覚え、空気に化学的な匂いをきつく感じる。ぼくが出かける前、この町に入域するには特別な許可が必要であり、町議会が承認するのに34週間かかると役所で言われた。あまりにもバカバカしい官僚主義…そこで路上警備の眼を避け、森のなかに忍びこんだ…なんてたわけたこと!!!…大熊、双葉、浪江に行くために、朝未明の午前2時、GPSとグーグル・マップだけを頼りに森のなかを歩くのはどんな感じか、いまでもぼくは憶えている。
いまフクシマ立入禁止区域がどうなっているか、みなさんは考えてみたことありますか??? 一人ぼっちで町を歩きまわり、気ままに店に立ち入り、店内を調べるのは、どんな感じがするものか?? 子どもだったころ、いつもこんなことを夢見ていた…スーパーマーケットにだれもいなければ、チョコレートを全部たいらげる…この町を地震が襲ったあと、なにもかも正にそうなった。
津波警報が伝わると、住民は避難しはじめた…その後、福島第一核発電所が爆発し、有害な放射能が漏れた。
レッド・ゾーンでは、いまでも放射線レベルが非常に高い。これまでの5年間、この町を目撃した人は、それほど多くはない…まるで消え去ったようだ…レッド・ゾーンでは、食品、お金、金、ラップトップ、その他、貴重品を見つけることができる…だれもこの町を根こそぎ略奪しなかったことに感心する。この点が、チェルノブイリ惨事とフクシマ惨事の違いである。

【クレジット】

Man sneaks into Fukushima's Red Exclusion Zone and shows a town untouched since March 2011 that has never been seen by the public.


外国人、避難区域で「無断撮影」 世界に風評拡散の懸念

福島民友新聞 7月15日(金)8時11分配信

東京電力福島第1原発事故の帰還困難区域などでマレーシア人写真家が民家や店舗の中などを撮影し、14日までにフェイスブック上で公開した。「福島の立ち入り禁止区域の、今まで見たことのない写真」と書いており、賛意を示す「いいね!」が4万3000件に上っている。CNNなど大手メディアも紹介するなど海外で高い注目を集めているが、県内在住外国人らから「避難区域のある一面を表した写真にすぎず、本県への偏ったイメージを拡散している」と懸念する声が上がっている。


【追記】

なぜ...悲劇性ばかり強調 

避難区域「無断撮影」に嘆く在住外国人

福島民友 2016年07月15日

「美しい福島の姿、復興に向け頑張っている県民の姿こそ広く発信してほしいのに」。帰還困難区域などで撮影した写真をマレーシア人写真家がインターネット上で公開し、世界中に拡散されている出来事を受け、関係者は14日、原発事故の悲劇性のみが強調されて伝わっていく現状へのもどかしさを吐露した。

 


0 件のコメント:

コメントを投稿